2008年4月26日土曜日

金本孤立

「阪神1-3巨人」(25日、甲子園)
 『5番不在』が好調の陰で潜行する阪神の懸案だ。今季初の甲子園での巨人戦。4番・金本知憲外野手(40)が四球後の好機で、今岡の代わりに5番起用の葛城が2度凡退し、開幕からのホーム連勝は7でストップ。岡田彰布監督(50)は「カネの後のところでなあ」と対策に頭を悩ませた。
  ◇  ◇
 クルーンのフォークに関本が大きく崩れて空振り三振でゲームセット。あっさりと終わったゲーム。聖地で行われる今季初の阪神-巨人戦に集まったファンも盛り上がるところを見いだせないままに幕を引かれた格好となった。
 わずかに3安打。なんとか1点はもぎ取ったものの、それとて四回無死二、三塁の絶好機に坂の二ゴロの間に入れたのが唯一。開幕から続けてきたホームの連勝も7でストップした。
 岡田監督は「ヒット3本で1点じゃなあ。(投手は)0に抑えなあかんわけやから」と湿りっぱなしの打線に嘆き節しか出てこない。前日、24日は延長十二回で12安打をを放ちながらわずかに2得点。最大の原因は『5番不在』にあった。
 この日は今岡に代えて4試合ぶりに葛城を5番に入れてスタート。初回二死一、三塁では二ゴロ。三回二死満塁でも左飛と絶好機に1本が出なかった。
 「カネの後のところでなあ。調子のええもんでいくしかないんやから」と指揮官は言う。好調だった開幕時は今岡の不調も打線全体でカバーできた。全体に疲れが見え始めた今はその余裕がなく。浮き彫りとなった5番の不調はそのままチームの勝敗へ結びつくようになってきた。
 さらに5番不在は同時に金本と勝負を避けられるという悪循環も生んでいる。事実、初回の金本はストレートの四球、三回は初球に補逸があり、一塁があいたところで歩かされた。
 うんざりした表情で主砲は言った。「別に慣れとるわ。何年前からや。もう飽きたわ」。チームが貧打に陥ると勝負を避けられる。最強打者ではなく、より打ち取る確率の高い打者との対戦を選択するのは相手にしてみれば当然といえば当然の策。金本の四球が増えることは打線が低調に入った証拠ともいえる。
 案としては好調な鳥谷の昇格も考えられるが、開幕ダッシュを支えてきた“下位のクリーンアップ”も崩したくない。まだ貯金は10ある。このリードを生かし、金本の後ろを打てる打者を作り上げていくしかない。
デイリースポーツ

出場する選手によってだいぶ違いますもんね

0 件のコメント: