2009年2月12日木曜日

小型衛星

H2Aの15号機で先月23日に打ち上げられた情報システム会社ソラン(本社・東京)の小型衛星「かがやき」が、相乗りした7機の小型衛星の中で唯一、音信不通の状態だ。軌道投入の成功は北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)の調査で確認できており、この位置情報を頼りに、懸命な「捜索活動」が続いている。
 NORADは地球を回る衛星の軌道を調べていて、15号機が打ち上げたとみられる温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」を含む全8機の予定軌道への投入を確認した。宇宙航空研究開発機構の江藤隆夫・産学官連携部参事は「8機すべてが予定軌道を回っているのは間違いない」と話す。
 では、なぜ「かがやき」だけ確認できないのか。
 「かがやき」は地上からの指令を受けて電波を送受信するアンテナを伸ばし、感度を上げる設計。何らかの理由でアンテナが開かず、電波が微弱になり、地上で受信できない可能性がある。衛星の電源自体が入っていないことも考えられるという。
 捕捉チャンスは衛星が日本上空を通る1日4~6回。だが、ビルや山が邪魔になったり、電波が雑音にかき消されたりすることもある。ソランは東京、長野、宮崎からアマチュア無線を使って捜索を続けているが、村田祐介・宇宙システム事業部シニアマネージャは「東京はビルに、長野は山に邪魔されている」。
 「かがやき」が使う電波の周波数はソランのホームページなどで公開しており、国内外のアマチュア無線家からの情報にも期待を寄せる。
 「かがやき」には、障害がある子どもたち約260人の手形が押されたパラシュートを宇宙に広げる夢が託されている。山本勝令・宇宙システム事業部長は「電波を早くキャッチして、子どもたちの夢を実現したい」と話す。(田中康晴)

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宇宙汚してるよね

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